Let it LinGo

英語ってこんなにシンプル!心が軽くなる英語学習しませんか?

How was your weekend?

今週のお題「休日の過ごし方」

 

How was your weekend?

 

英語環境で月曜にだれかと出会うとほぼ100%の確実でこの話題になります。

これは、ほぼ挨拶代わりなので詳しく話す必要はないのですが、慣れない方にとっては、この種の質問のやり過ごし方は結構難しいのではないかと思います。

 

働いていた頃、月曜の朝のオフィスの話題といえば、これ一色。

 

休日は、のんべんだらりと過ごすのが好きな私の典型的な答えは、

Hmmm...I had a relaxing weekend, doing nothing really. 

リラックスしたよ〜特になにもしなかったなぁ。

 

その後は、And you?と聞き返して、大抵はふんふん聞き流してたように思います。

ただ、月〜金一緒に仕事をしていてもプライベートをあまり知ることのなかった同僚たちの意外な一面を発見することもありました。

そんなそぶりがまったくなかった同僚が、実は日曜に教会に通う熱心なクリスチャンだったと知ったのも、

最近までシングルだった同僚に彼ができたと知ったのも、

意外に複雑な家族構成の持ち主だったのを知ったのも、

実はヘヴィメタルが好きだと知ったのも、

How was your weekend?からだったりするので、意外に侮れない質問でもあります。

こうした会話は、small talkと呼ばれることが多く、天気の話題と並べてよく取り上げられます。こうやってなんでもない会話をしながら、相手の人なりを見極めていくのは、相手との距離感を尊重する英国ならではの文化ではないか、と思います。

 

 

さて、私の夢の休日の過ごし方

 

午前中は起きなくていい。

食事を誰かに作ってもらう。あるいは、食べに行く。

誰かが綺麗に片付けてくれた部屋でのんびり本を読む。

 

現実は、幼い子持ちの兼業主婦にとっては、休日に自分の好きなことをするのは、夢のまた夢。保育園がないので、ありあまるパワーの子供たちの世話に追われてヒーヒー言っていることのほうが多いです。

日曜はお店が閉まるのがまだ原則のドイツでは、キリスト教の伝統的な家族で過ごす日としての休日がまだ生きています。

無宗教の私たちにとっては、日曜に買い物ができない不便はありますが、その代わり公園に行ったり、散歩にいったり、少し遠出したり、家族単位で色々と楽しむようになりました。

 

- How was your weeknd?

- Oh yeah, it was lovely! We went for a long walk in the afternoon with my family...hmm...how was yours?

 

 

 

 

 

 

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英語脳という言葉から考えたこと

実はグーグルで検索するのが大好きです。

ん?と疑問に思ったことや言葉は、出先でもどこでもすぐググってみる。そうすると、色々なサイトが出てきて面白いのです。

英語で「ググる」とは、google it  そのままです。

 

さて、日本語で英語の学習法をググってたら

近年よく目にするのが「英語脳」という言葉。

英語脳になると英語がペラペラになるとか。

ネイティブのように話せるとか。

そういった売り文句も見かけます。

 

そのたびに、英語がペラペラというのは実際なにがどの程度なのか、考えてしまいます。

ネイティブのように話すことは、難しいことではありません。

(ネイティブと一口にいってもどのネイティブを指すかということについては、とりあえずおいておきます。)

音楽を聞く様に、英語を音でとらえて、それをコピーできる耳の力があると、話すこと自体は難しくないのです。

ただ、15年近く英語を日常の生活で使っている私からみると、

ネイティブのように話すということは、ネイティブなみの文化的背景を知っているということが必要になってくるように思います。

それは、日本人で日本で教育を受けたら、たとえ話の時に、ポンとことわざや四字熟語がでてくる、そして周囲もそれで「理解できる」ような状況が、

英国だと、シェイクスピアの劇中のモノローグがポンっとでてくるような

そういった言語の後ろにある文化や知識をどれだけ蓄積しているか、にかかってくるのです。

 

英国で働いていた職場での話です。

直属上司の一人が日本人でした。

彼女は、10代の頃から英国に住み、最終学歴も英国の大学という30代の人でした。

中学くらいまでは日本にいたので、日本語や日本の文化に対する理解はほぼ日本で育った日本人と同じくらい。

そして多感な10代以降英語に囲まれて育ってきたため、電話越しに話しているだけでは英国人としか思えない英語を話す人でした。

その人でさえ、「英語がペラペラと自分を表現することはためらう」と言ったのには、上に挙げたような理由がありました。

10代以降英国にいたとはいえ、彼女にとっては、自分を形つくってきた文化的なバックグラウンドは日本や日本の文化なため、英語で話すということは、常に自分がまだ知らない種類の言葉や表現に出会う可能性が高く、それに対処できるスキルが必要だったのです。

 

もう一つ例をあげます。

私は、ドイツで二度出産しています。

産婦人科の先生は英語が話せる人だったのですが、あまりドイツ語を話せない患者さんを持ったことがなく、説明になるとドイツ語でいい?と聞いてくるような人でした。(ドイツ語で言われてももっとわからないので、あまり助けにはなりませんでしたが。)

普段は流暢に話す先生が、英語での妊娠出産用語になると知らないことが多く、私もそれこそ「子宮」という言葉すら、英語では知らなかったくらいなので、毎回の検診のたびに、お互いが知らない言葉、わからない表現のオンパレードでした。

 

私も、産婦人科医も、英語で問題なくコミュニケーションが取れる自信はあっても、妊娠出産という特殊な分野に関しては、これまであまり必要がなかったため、学ぶ機会がなく言葉や表現を知らないままできたのです。

 

外国語で生きていると、この必要なかったので、その分野の言葉は知らない。というシチュエーションは常について回ります。

それは英語をつかってビジネスをするときに、ビジネス用語自体は知っていても、どうでもいいような世間話になると、途端におたおたしてしまう、という状況にもあてはまります。

英語脳という表現は、「どんなシチュエーションでも英語で対応できる」状態を表すとしたら、当てはまると思います。

ただ、20年近く英語で生活してきた元上司でも、まだ自分は英語ペラペラとは言えない、ということは、外国人が英語脳を目指して英語を勉強するには、無理があるのではないかな?と思うのです。

英語がペラペラになるといいなぁ、と曖昧に思っているだけでは、使える英語は上達しません。

しかし、どのようなシチュエーションで、どのような英語が必要なのか?と自分の「必要度」の高いシチュエーションを重点的に、そして、言語としての英語だけでなく、英語表現の後ろにある文化的な背景や知識も学べる環境があると、使える英語が格段に伸びると思います。

 

 

 

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元気は元気でも

 

wellというのは、心身ともに健やかな状態です。

と授業で話したところ、

How are you?ときかれたときに、I'm well, thanks.といいますが、そのwellと同じですか?

同じ「元気です。」で、I'm fine.とも言いますが、意味合いに違いはありますか?

と聞かれました。

 

結論からいうと、基本的には同じです。

ただ、少しだけニュアンスが異なる場合があるんです。

はじめに言ったように、wellには心身ともに健やかである、

という意味があり、

I'm well, thanks.というときは実際に元気いっぱいのときです。

 

ところが、fineの方は、その言い方によって微妙な幅をもたすことができます。

心配事があったり、ちょっと風邪気味だったり、

心身ともに健やかとはちょっと言えないけれど、

でも「元気?」と挨拶代わりに聞かれて、

「いや実は、、、、」と突っ込んだ話を始めるのもなんだし、

というときは、wellでなく I'm fine. 

 

ちょっとこけたりして怪我をしてしまったときに、

Are you OK?と聞かれて、

痛いし恥ずかしいし、

でも実際大怪我したわけでないし。

こういうときにも、やっぱり I'm fine. 

 

ちょっと奥歯をくいしばってこわばった笑顔でいうイメージでしょうか。

 

本当に元気いっぱいのときもfineは使えますが、

ちょっといっぱいいっぱいな状況で、

心配してくれる周りをやり過ごしたい、

そんなときは、I'm fine.を使ってみてくださいね。

 

 

 

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読書の秋話続き

英語の本は、ぱっと見で情報が目に入ってこない、とはこのような状態です。

  

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この本は、特にエディションがあまりよくなくて、フォントも小さくて読みにくい上に、改行もぎちぎちなので、読みにくいことこの上なしなのですが、これが日本語だったら、見た目、もっとバラエティーに富んでいたのにな〜と思いませんか?

英語でのカッコは"   "なので、それもまた読みにくさに拍車をかけていますね。

原書で850ページある 'Outlander' は、邦訳版では、3冊に分かれているそう。日本語での一般的なスペースの取り方を考えると、それも納得です。

このOutlanderシリーズ、原書でなんと8巻まであるシリーズらしいので、読書の秋どころか、寒い冬中楽しめそうです。

 

 

 

 

 

 

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Wantと言いたい時に

たとえば、

「それください。」

 

など、「何かをほしいのです。」と言いたい時、

ください=ほしい=wantでいいのかな?

と思いがちですが、

ちょっとまって!

I wantは、脳内でI would like toと変換しましょう。

 

I want to have it. = I would like to have it.

 

I wouldは、ほとんどの場合省略して I'd (アィド)といいます。

 

疑問形だと

それ、頂いて構わないですか?

Please may I have it?

と、 may をつかうとCan I have it?の丁寧な表現になります。

 

ちなみに want 欲しい!というのは、言葉がまだおぼつかない幼児が頻繁に使う言葉でもあります。

I want this! 

これ欲しい!

 

こんな風にねだる子供に、我が家では

I want never gets. 

と返事します。

欲しいという言葉では、なにも得られないよ。

さらに重ねて

What's the magic word?

魔法の言葉はなに?

と聞いて、pleaseをつけるように促しています。これは、夫が両親から受けたしつけの受け売りです。尊敬表現の少ない英語ですが、そのぶん子供達が小さい時から、pleaseの重要性をしっかり叩き込んでいるのかな、と思っています。

 

 

 

 

 

 

 

英語でも日本語でも、虫

今週のお題「読書の秋」

 

読書好きの人のことを、本の虫といいますが、

英語でも、book=本&worm=虫で、bookwormといいます。

 

 

さて、我が家は、とにかく本が本棚からあふれています。

夫は、bookwormではないけれどアート系などの美しい装丁本の収集が好き

私は、ジャンルを問わない雑食系の本の虫なので、

どんどん本が増えるのです。

 

ドイツに住んでいても、ネットで英語の本や日本語の本が比較的簡単に手に入るようになり、本好きにとっては、とても便利な世の中になりました。

ただ、年来の本好きとしては、街の本屋にふらっとはいって、ちょっと立ち読みしたりいつもとちがったジャンルを見てみたり、図書館でぶらぶら時間を過ごしたりという行為ができないのは、とても寂しいものがあります。

 

本の虫でよかったことといえば、

イギリスに留学して、日本語の本が手に入りにくかったこともあり、本読みたさがつのりにつのって、え〜い!と英語の本にチャレンジしたことです。

耳で覚えて理解していた言葉や言い回しが、本を読むことによって、活字として頭に入ってきたおかげで、英語への理解力が飛躍的にのびました。

文法が苦手な私は、理詰めで言語を理解するよりも、耳と口で慣れていく+本で見て活字を覚える、という二段階をふんだことで、英語をモノにすることができました。

 

そうはいっても、いまだに日本語で読むのと英語で読むのでは、まったくスピードが違います。

 

かなり以前に読んだため、うろ覚えなのですが、

 

ロシア語通訳者 米原万里さんのエッセイ本で、

 

日本語以外の言語をネイティブレベルまで習得したとしても、本など、その言語を目で見たときの感覚は、外国人のままなのだ。日本語は、本や書類をぱっと開いたら、そこに、漢字があり、ひらがながあり、カタカナがあり、視覚的に言葉や文章をとらえやすい。それにくらべて、アルファベットだけで言語が成り立っている場合(英語や、ロシア語など)は、おなじアルファベットの並べ替えばかりが続いているので、日本語に慣れた目には、視覚的に言葉をとらえにくいのだ。

 

というようなことを書かれていて、まさに、自分の状態だ!と深く共感しました。

 

英語を勉強しているときには、そのような視覚的な違いというのは、あまり考えたこともありませんでした。が、あらためて英語の本を広げてみると、たしかにパッと見て、情報がほとんど掴めていない自分に気がつき、本の虫にとっては新鮮な発見でした。

 

パッと見て情報が掴めないということは、1語1語、始まりから終わりまで追う必要があります。そうするとどうしても読むスピードが格段におそくなります。

面白い話であればあるほど、スピードが遅いとイライラ感も増してしまいます。

そのため、若干邪道ではありますが、ドラマや映画化された本を、最初に映像で見て話を掴み、それから原作を読む、という手段をとることが多くなりました。

私自身が、恋愛ものの時代劇が特に好きなせいもありますが、Pride and Prejudice、North and Southなど、イギリスのテレビ局作の時代劇はクオリティも高く、ドラマ版、原作、どちらもなんども見かえし、読み返すほどハマりました。

 

ちなみに今年の読書の秋も、「Outlander」という、18世紀のスコットランドが主な舞台のドラマの原作に、どっぷりはまる予定です。

 

 

 

 

 

 

 

 

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日本語のすごさを一目で説明

日本語の難しさ、すごさを一目で説明したい時

私がスマホを使って、よく使う例を紹介します。

 

なんと、キーボードをローマ字入力にして

「はかる」

とタイピングするだけです。

 

それだけなのですが、

 

はかる とタイプすると、少なくとも動詞だけでも

図る

測る

計る

量る

というだけの意味合いが異なる漢字+送り仮名がずらっと出てきて

 

そこから自分の希望する意味合いにあったものを選択する

という動作を、私たち日本人はほぼ無意識に繰り返している、といってみましょう。

 

ha ka ru 

はかる

そして

最終的には

量る

という選択まで

日本人にとっては数秒のことですが、

びっくりされること間違いなしです。

 

 

 

 

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